[00:00:00] 生きたがりの娘 - ヒトリエ (HITORIE)
[00:00:10] 作詞：wowaka
[00:00:20] 作曲：wowaka
[00:00:30] 散々に語り尽くした物語を詠ってみよう
[00:00:34] 今日も転がっていた未来を
[00:00:36] ぐにゃりと捻じり切っちゃって
[00:00:38] 「何とまあ、これはどうだい」
[00:00:39] 意味もないまま笑っているみたいだ
[00:00:41] 当たり前に1人ぼっちになった
[00:00:45] そうだ、その甲斐あって
[00:00:46] わんぱくな道理を手にしたんだ
[00:00:48] 丁度、絡まっていた2人の
[00:00:50] ラベルまで剥がし取っちゃって
[00:00:52] 群を抜いてくだらない論を
[00:00:53] 大事に抱えているみたいだ、
[00:00:55] 「至らない」だらけの僕も
[00:01:00] 脈々と流れ流れた幻想を辿り唄ってみたい
[00:01:04] いつか止まる生命の灯が光る間に至りたい
[00:01:07] 「どうせこれはひらりと躱されること、
[00:01:10] わかっているんだ」
[00:01:11] 当たり前だった、輪郭をなぞって
[00:01:15] 興味も持てないことばかり目の前に列を成してった
[00:01:18] どうしてってすら訊けずに
[00:01:20] 言の葉の数も尽きてしまった
[00:01:21] 「認めない、認めない だって
[00:01:23] 聞こえない、聞こえない なんて」
[00:01:25] やかましい やかましい 雑音を唄って
[00:01:37] 生きたいよ生きたいよって、
[00:01:39] 泣いたって、「間違いだ」った。
[00:01:41] 好かれたくて敢えて笑って
[00:01:43] 一体何者気取りなんだ、っけ!
[00:01:45] 忘れかけの出会いを持ってけ、持ってけ
[00:01:49] そこのお嬢さん
[00:01:51] 先立って息絶えたって、
[00:01:53] 始まって環になったって。
[00:01:55] 見惚れたくて、
[00:01:56] なんて歪な感情ばかりを並べたんだ、って!
[00:01:59] 「言いたいことなんて 特にないわ」
[00:02:10] 淡々と語り聞かせたお伽話みたいな唄
[00:02:14] 今日も喜んでその期待に応える振りを延々と
[00:02:17] 何遍も巡り巡った球体の表面上で笑う
[00:02:21] お決まりの台詞、アンド、ポージング
[00:02:24] 選択肢なんて有り過ぎて
[00:02:26] そろそろ飽き飽きもしていたんだ
[00:02:28] 表裏どちらにだって、答えも価値も無いんだ
[00:02:31] 何とまあ、これはどうだい、
[00:02:33] 意味もないまま歩いているみたいだ!
[00:02:35] 当たり前に1人ぼっちのまんま
[00:02:39] パッと生まれた今日を明日に変えてしまう境界線上
[00:02:42] 焦った2人の線はいつまでも解ける様子もないや
[00:02:45] 「もどかしい、もどかしい だって
[00:02:47] つきまとう、つきまとうばっか
[00:02:49] ならばもう、ならばもう
[00:02:50] 断ち切ってしまいたいわ いっそ!」
[00:02:56] ああ
[00:02:59] 再三 別れを願って
[00:03:01] 大胆にもそれを拒んだ
[00:03:03] 泣いたって、どうにかなって
[00:03:05] 奇っ怪な理想論をひけらかして
[00:03:07] さすがですね!と言わんばかりに
[00:03:10] 嫌って 嫌って欲しいの
[00:03:14] 冗談で事切れたって
[00:03:15] 生きたいよ、生きたいなって
[00:03:17] 認めたくて
[00:03:18] なんだかんだ、
[00:03:19] あれもこれもそれもどれも欲しがって
[00:03:21] 言いたいことなんて ないのになあ
[00:03:45] 伝わらずともそれで良いの?
[00:03:47] 事切れずとも夜は明けるの?
[00:03:49] 意味も価値も求め尽くして
[00:03:50] 顔覗かせる様子もないや
[00:03:52] そこにない、そこにない そこにはない
[00:03:54] ここにない、ここにない ここにもない
[00:03:56] どこにない、どこにない どこにもない?
[00:03:58] (そこにいない ここにいない どこにもない)
[00:04:00] 生きたいよ生きたいよって、
[00:04:02] 泣いたのは、間違いだった?
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