[00:00:00] 黒の預言書 - Sound Horizon (サウンドホライズン) [00:00:00] 词:Revo [00:00:00] 曲:Revo [00:00:00] 幻想物語組曲 [00:00:03] クロニクル世界 [00:00:04] それは歴史を辿る少女と [00:00:07] 世界の物語 [00:00:11] 詠いたい詩があるんだ [00:00:13] 辿りたい途があるんだ [00:00:16] 守りたい丘があるんだ [00:00:20] 誇りたい薔薇があるんだ [00:00:22] 収めたい戦いがあるんだ [00:00:26] 聴かせたい歌があるんだ [00:00:29] 語りたい航海があるんだ [00:00:32] 掲げたい右腕があるんだ [00:00:35] どんな時でもボクらは諦めない [00:00:38] 歴史の彼方遠くて近いソラ [00:00:41] キミとの約束 [00:00:43] 受け継がれる想い [00:00:44] 終わらないボクらの系譜 [00:00:47] ルキアよ私は悲しい! [00:00:50] 君ならば書の真理が [00:00:52] 理解できると [00:00:53] 思っていたのだがねぇ [00:00:55] まぁ良い [00:00:56] 歴史を変えられると [00:00:58] 思い上がっているのなら [00:01:00] いつでも掛かって [00:01:01] 御出でなさい [00:01:02] Ha ha ha [00:01:03] Black chronicle [00:01:12] 物心ついた時 [00:01:16] 母は既に居なかった [00:01:20] 仄かな哀しみは [00:01:24] 優しい子守唄 [00:01:28] 生まれて来る前に [00:01:31] 父も既に居なかった [00:01:35] 確かな憎しみは [00:01:39] 激しい恋心 [00:01:43] 違う星を抱いて [00:01:46] 生まれてきたボクらも現在は [00:01:50] 同じソラに抱かれてる [00:01:54] それなのにそれなのに [00:01:57] あの頃ボクらが夢見てた [00:02:02] 未来へ駈ける白馬を [00:02:05] 追い駈ける影が在ることも [00:02:09] 識らなかったボクらを乗せて [00:02:13] 疾って往くよ [00:02:16] 予言された終焉へと [00:02:21] Black chronicle [00:02:27] Black chronicleそれは [00:02:29] 「存在してはならない書物」 [00:02:32] とある予言書崇拝教団の [00:02:33] 施設より押収された [00:02:35] 全二十四巻から成る [00:02:38] 黒い表紙の古書 [00:02:40] そこに記されていたのは [00:02:42] 有史以来の数多の記録 [00:02:45] ある種の整合性を持つ [00:02:47] 歴然とした年代記 [00:02:49] それを史実と認めるならば [00:02:52] 我らの肯定してきた歴史とは [00:02:54] 何なのだろうか [00:02:56] 書の記述は未来にまで及び [00:02:59] 一つの相違に [00:03:00] 複数の学説を芽吹かせ [00:03:01] 蟲惑の論争を咲かせる [00:03:04] その最大の論点は近い未来 [00:03:07] この世界が [00:03:08] 終焉を迎えるという史実 [00:03:16] 何処までが味方で [00:03:18] 何処からが敵だ [00:03:19] そこを見誤ると歴史に屠られる [00:03:22] 各々で勝手に境界を敷いてる [00:03:25] 白地図に刻むは争いの軌跡だ [00:03:27] 嗚呼狭い [00:03:28] ここは何て狭い世界だ [00:03:34] 敵は全部殺すんだ [00:03:35] 盟友よそれで一時安心だ [00:03:37] けれど味方も敵になるんだ [00:03:39] ならば先手打って殺すんだ [00:03:41] しかし敵は無くならないんだ [00:03:43] だから怯えながら暮らすんだ [00:03:45] されどそれを繰り返すだけだ [00:03:47] それが幸せを掴む途だ [00:03:49] 間違ってるそんな論理は [00:03:51] 間違ってるんだ [00:03:52] この世界を売ろうとしてる [00:03:54] 奴らがいるんだ [00:03:56] 気付くべきだ気付いたなら [00:03:58] 戦うべきだ [00:04:00] たった一羽風に向かう [00:04:02] 白鴉のように [00:04:04] あの頃ボクらが夢見てた [00:04:08] 未来へ託した地図を [00:04:11] 描き換える影が在ることも [00:04:16] 識らなかったボクらを超えて [00:04:19] 疾って往こう予言にない [00:04:24] ハジマリへと [00:04:28] Black chronicle [00:04:35] 物心ついた時 [00:04:36] 母は既に居なかった [00:04:39] 病死だとボクに告げたのは