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《能く在る輪廻と猫の噺》歌词


歌曲: 能く在る輪廻と猫の噺

歌手: 洛萱

时长: 03:58

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能く在る輪廻と猫の噺

能く在る輪廻と猫の噺 - 洛萱[00:00:00]

作词:骨盤P[00:00:06]

作曲:骨盤P[00:00:14]

華やかな大通りの 棄てられた蝙蝠傘の下[00:00:21]

草臥れた尻尾上げて 毛繕う黒猫在りました[00:00:33]

「ちょいと道往く其処の御嬢さん、御出で此処らで一つ話ましょう」[00:00:50]

猫は云う「今日の噺は、そうだ昔に路端で聞いた愉快な悲恋など」[00:00:56]

「昔交わらざる身の上の淡い恋に溺れた烏と兎が居ました」[00:01:05]

「叶わない夢なのでしょう?オキノドクサマ」[00:01:12]

「いいえ、冷たい旅路の果てに二匹身体を捨てて結ばれたのです」[00:01:17]

「なんだか可笑しな噺ね」[00:01:24]

薄芽吹く街路樹を 眺め見るハイカラ服の横[00:01:42]

草臥れた尻尾振って 手を招く黒猫在りました[00:01:54]

「此れは何時かの可愛い御嬢さん、今日はも一つ噺聴かせましょう」[00:02:11]

猫は云う「そうだな今日は、ええと 嫉妬の炎に舞った醜い蝶の噺」[00:02:18]

「そして番を離れた揚羽は曾て愛した雄を喰い荒らしました」[00:02:26]

「どうやら有り触れた寓話のようね、オアイニクサマ」[00:02:33]

「いいえ、痛快なる喜劇には惨たらしい落ちが付き物なのです」[00:02:39]

「なんだか報われない噺ね」[00:02:45]

「やあや、またまた逢った。御嬢さん、今日は最後に一つ聴かせましょう」[00:03:02]

猫は問う、嗄れた声で「御存知だろうか百回生きたお喋り猫の噺」[00:03:09]

「時に歓天喜地の夜も又は老少不定、異域之鬼の代も」[00:03:17]

「成程話題には欠かないようね、ゴシュウショウサマ」[00:03:25]

「振り返る先に猫は無く 街の風に揺れる雨傘カラカラ」[00:03:30]

「なんだか不可思議な噺ね、 ̄ ̄嗚呼」[00:03:36]

娘は哂う「今宵は雨かしら」[00:03:41]