所属专辑:Trope
歌手: 足首
时长: 04:31
足首 - 幽霊屋敷の首吊り少女 (幽灵屋的上吊少女)[00:00:00]
曲:トーマ[00:00:03]
或る夏影を[00:00:40]
伸ばすような夕暮れ[00:00:41]
カラスが鳥居の上で[00:00:43]
聞いた噂[00:00:45]
耳打つ子供の声[00:00:46]
夏祭り揺ラリ[00:00:48]
裏山の小道トンネルの向こうに[00:00:50]
ポツリと古び眠る屋敷があって[00:00:54]
首吊った少女の霊が[00:00:57]
夜な夜な出るそうだ[00:00:59]
好奇心で立ち入る人達[00:01:00]
「言っただろ出るはずない」と[00:01:04]
軋む階段揺れる懐中電灯[00:01:06]
誰も気付いてはくれないや[00:01:09]
「私死んでなんかない」って[00:01:12]
暗がりに浸かって[00:01:14]
そっと強がって澄ましても[00:01:15]
過ごした日々と共に[00:01:18]
止まった針は埃被って[00:01:20]
また声枯らして[00:01:23]
今日が終わって[00:01:24]
明日が窓に映り込んでも[00:01:25]
私は此処にいます[00:01:29]
季節を束ねた虫の聲夕立[00:01:55]
流れた灯篭[00:02:00]
神様の悪戯のよう[00:02:03]
迷い込んできた灰色猫[00:02:15]
「あなたも私が[00:02:18]
見えないの?」[00:02:19]
背を撫でようとした[00:02:20]
右手は虚しく[00:02:22]
するり抜け空を掻いた[00:02:23]
「私死んでいたのかな」って[00:02:26]
膝を抱えて[00:02:28]
過去の糸を手繰っても[00:02:29]
些細な辛いことや[00:02:32]
家族の顔も思い出せなくて[00:02:34]
遠くで灯りだす家並みの明りや[00:02:36]
咲いた打ち上げ花火を[00:02:40]
眺め今を誤魔化す[00:02:43]
夏の終わり過ぎ去った[00:03:14]
子供たちの噂も薄れ[00:03:18]
漂っては薫る[00:03:21]
線香の煙と一緒に[00:03:23]
姿は透けやがて消えゆく[00:03:26]
私はただの一夏の噂だった[00:03:30]
六月始めに生まれ[00:03:34]
八月終わりに遠退いた[00:03:37]
意識は影法師になった[00:03:40]
誰も見つけては[00:03:43]
くれなかったけれど[00:03:44]
記憶の片隅にある[00:03:46]
かつての淡い日々の[00:03:49]
一部となって残り続ける[00:03:51]
もう切らした向日葵の歌[00:03:53]
蝉しぐれも亡き[00:03:56]
夏の匂いだけ残る屋敷に[00:03:57]
少女はもういないだろう[00:04:01]