《永遠の朱雪》歌词

歌曲： 永遠の朱雪

所属专辑：one

歌手： Gero

时长： 04:33

播放 下载lrc歌词 下载纯文本歌词

永遠の朱雪 - Gero (ゲロ)[00:00:00]

作詞：hotaru[00:00:11]

作曲：Tom-H@ck[00:00:23]

遠い昔の雪の降る時分[00:00:35]

箱入りの姫は密やかに逢瀬を重ねていた[00:00:40]

男は市井(しせい)の若人 許されぬ愛は[00:00:47]

嗚呼、何故に燃えてゆくのか[00:00:55]

「今は雅な羽織さえも忌まわしい」[00:01:01]

と姫は泣く[00:01:08]

「今宵、月と共に逃げてしまおう」[00:01:12]

男はいざ、その手を取る[00:01:15]

駆け出す背に雪が[00:01:18]

積もれど 積もれども[00:01:22]

その影は闇夜に深まるばかり[00:01:25]

朝、宮人の追っ手が迫れば[00:01:41]

男は震える手に力込め刀を振るっていた[00:01:47]

嗚呼、覆水は盆に返ることはない[00:01:54]

雪に血が降り 愛の火のよう[00:02:02]

「愛と罪とが首にきつく辛いの」[00:02:08]

と姫は泣く[00:02:14]

「此処で立ち止まるわけにはゆかぬ」[00:02:19]

男はまた、その手を取る[00:02:22]

行先など知れず[00:02:25]

歩けど 歩けども[00:02:28]

その時は無情に近づくばかり[00:02:31]

「一目見た時決まった定めでしょう」[00:03:01]

朝霧に笑みが映え[00:03:07]

「箱の中では人生(いのち)などなかったの[00:03:13]

もう一層 構わずに[00:03:19]

そなたと共にどこまでも行きましょう[00:03:25]

雪の道を」[00:03:30]

「然(さ)らば永遠(とわ)の場所へ共にゆこう」[00:03:34]

姫は嬉し 空を仰ぐ[00:03:37]

迷いが消えたように[00:03:40]

からりと晴れゆく[00:03:43]

「さらば、永遠(とわ)の場所でまた会えよう」[00:03:46]

男はいざ、刀を取る[00:03:49]

震わぬ手で涙拭い[00:03:52]

微笑み湛(たた)えた姫の胸に[00:03:58]

刀を深く深く突き立てた 嗚呼![00:04:04]

おわり[00:04:27]