所属专辑:最新热歌慢摇95
歌手: かんせる
时长: 04:29
幽灵屋的上吊少女 - かんせる (Kanseru)[00:00:00]
词:トーマ[00:00:10]
曲:トーマ[00:00:20]
编曲:トーマ[00:00:30]
或る夏[00:00:41]
影を伸ばすような夕暮れ[00:00:41]
カラスが鳥居の上で聞いた噂[00:00:44]
耳打つ子供の声[00:00:46]
夏祭り揺ラリ[00:00:48]
裏山の小道トンネルの向こうに[00:00:51]
ポツリと古び眠る屋敷があって[00:00:55]
首吊った少女の霊が[00:00:57]
夜な夜な出るそうだ[00:00:59]
好奇心で立ち入る人達[00:01:01]
「言っただろ出るはずない」と[00:01:04]
軋む階段揺れる懐中電灯[00:01:07]
誰も気付いてはくれないや[00:01:10]
「私死んでなんかない」って[00:01:12]
暗がりに浸かって[00:01:15]
そっと強がって澄ましても[00:01:16]
過ごした日々と共に[00:01:18]
止まった針は埃被って[00:01:20]
また声枯らして今日が終わって[00:01:23]
明日が窓に映り込んでも[00:01:26]
私は此処にいます[00:01:29]
季節を束ねた虫の聲夕立[00:01:55]
流れた灯篭神様の悪戯のよう[00:02:00]
迷い込んできた灰色猫[00:02:15]
「あなたも私が見えないの?」[00:02:18]
背を撫でようとした[00:02:21]
右手は虚しく[00:02:23]
するり抜け空を掻いた[00:02:24]
「私死んでいたのかな」って[00:02:26]
膝を抱えて[00:02:29]
過去の糸を手繰っても[00:02:30]
些細な辛いことや[00:02:32]
家族の顔も思い出せなくて[00:02:34]
遠くで灯りだす家並みの明りや[00:02:37]
咲いた打ち上げ花火を[00:02:41]
眺め今を誤魔化す[00:02:43]
夏の終わり過ぎ去った[00:03:15]
子供たちの噂も薄れ[00:03:18]
漂っては薫る線香の煙と一緒に[00:03:21]
姿は透けやがて消えゆく[00:03:26]
私はただの一夏の噂だった[00:03:30]
六月始めに生まれ[00:03:35]
八月終わりに遠退いた[00:03:38]
意識は影法師になった[00:03:41]
誰も[00:03:43]
見つけてはくれなかったけれど[00:03:43]
記憶の片隅にある[00:03:46]
かつての淡い日々の[00:03:49]
一部となって残り続ける[00:03:51]
もう切らした向日葵の歌[00:03:54]
蝉しぐれも亡き[00:03:56]
夏の匂いだけ残る屋敷に[00:03:58]
少女はもういないだろう[00:04:01]