歌手: 三桥加奈子
时长: 06:14
La principessa del regno del sole - 三桥加奈子[00:00:00]
「生まれつき四肢に障害のあった私のせいで[00:00:01]
喧嘩ばかりしていたババとママは、[00:00:04]
お医者さんの薦めに従って契約書にサインした。[00:00:07]
こうして、生まれてから一度も外へ出なかった私は、[00:00:10]
病室で迎えた十一歳の誕生日に、[00:00:17]
初めて自由に動く自分の体を手に入れたのだ。[00:00:20]
私は『公社での生活』をとても気に入っている……」[00:00:26]
《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)朝の静謐な空気[00:00:31]
《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)洗剤の香り[00:00:40]
《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)空と雲と太陽と[00:00:49]
《私のお気に入り》(La mia cosa favorita)自由な体[00:00:58]
嗚呼…それら全ては 病室のベッドの上に[00:01:07]
嗚呼…無かったものばかりだ──《私は幸せだ》[00:01:16]
「私たちには、それぞれ公社の大人の人が担当についている。[00:01:44]
訓練でも仕事でもいつも一緒なので、[00:01:49]
二人まとめてフラテッロと名付けられた。[00:01:53]
『フラテッロ』…それは"兄弟"という意味だ……」[00:01:56]
政治家の暗殺 現場の下見[00:02:02]
逃走経路の確認 それも仕事の內[00:02:11]
裏口で出会った 少年は名乗った[00:02:20]
彼の名はエミリオ とてもよくしゃべる[00:02:29]
私は嘘を吐いてはいないけど 彼を騙しているのだろうか[00:02:38]
アマーティの ヴァイオリンだと彼が勘違いしたのは《銃(Fucile)[00:02:56]
──それが私の仕事道具だ……[00:03:06]
「もし仕事中誰かに姿を見られたら…必ず殺せ」[00:03:14]
──とジャンさんは言った……[00:03:23]
仕事が終わり 部屋を出たところで エミリオに出会った[00:03:28]
「ええと…こんな時何て言うんだっけな…ああそうか…ごめんね」[00:03:40]
「朝目が覚める度、いちばん気になることがある。[00:03:49]
それは、今日も自分の体がちゃんと存在するかということ……」[00:03:53]
良かった 動く 『自由な体』 素晴らしいことだ[00:03:57]
四肢を失う夢を見て 泣きながら起きる この恐怖が解りますか?[00:04:06]
沉みながらも見上げた水面から 差し込む陽の光 泡沫の《幻想》(ゆめ)[00:05:01]
浮びながらも見上げた水面より 遥かなる高みに 輝ける《理想》(ゆめ)[00:05:15]
《太陽の国のお姫様》(La principessa del regno del sole) [00:05:28]
黃昏に染まる海辺を走る……[00:05:34]
「自由な体。優しい人達。楽しい每日。[00:05:49]
社会福祉公社、私はここでの生活をとても気に入っている…」[00:05:53]
──太陽の国のお姫様(La principessa del regno del sole)[00:06:00]