歌手: 初音ミク
时长: 04:27
反芻の印象 (反刍的印象) - ふる/初音ミク (初音未来)[00:00:00]
词:ふる[00:00:03]
曲:ふる[00:00:07]
编曲:ふる[00:00:10]
灯台の光波打ち際は囲いの庭[00:00:14]
特急列車は相も変わらず閑古鳥[00:00:18]
星座の光線路の隙間に茂る雑草[00:00:22]
寝台列車も星と日付と共倒れ[00:00:26]
通過駅に佇む影法師[00:00:31]
座席の向かいは鈍色シート[00:00:37]
「お切らせ願います」[00:00:41]
空に水飛沫[00:00:42]
いたずら描きの道が交わる[00:00:43]
看守が微笑む偶然を[00:00:46]
寝そべり待ちぼうけ[00:00:48]
すす払い指でなぞる曖昧な時刻表[00:00:50]
裂けて避けた鈍行列車[00:01:10]
点いて消えるきまぐれ信号[00:01:13]
直せ叩け切り換えスイッチ[00:01:16]
歪み並ぶ使い捨てのレール[00:01:20]
本当は思ってなんかいやしない[00:01:25]
その腕で抱き締めても[00:01:27]
くれやしない[00:01:28]
積もりに積もった[00:01:29]
置き去りの祝詞も空へ帰し[00:01:31]
がらんどうの客室の窓[00:01:33]
紺の空に流れるひつじ雲[00:01:35]
どうせすぐに見えなくなる[00:01:37]
それは誰が望んだ成れの果て[00:01:40]
有限の砂浜近付く満潮[00:01:49]
消えた連絡船[00:01:51]
深夜二十四時[00:01:52]
閉じ込め締め出せ[00:01:54]
シャッター街[00:01:55]
ざわざわ燈る真鍮のランプから[00:01:57]
山吹色の雫が影濡らす[00:02:03]
「降車終了車庫に入ります」[00:02:06]
さあ響け汽笛よ[00:02:08]
遠く遠く大熊座まで[00:02:09]
相席の山高帽[00:02:12]
それでも幸せかと問い質せ[00:02:14]
うわ言の名簿に竜胆色の星が降る[00:02:16]
呑めや唄え春の影向[00:02:36]
鳴らせ踊れ夏の神楽[00:02:39]
大判小判秋の奉納[00:02:42]
拾え零せ冬の豊穣[00:02:46]
本当は噛み締めて[00:02:50]
なんかいやしない[00:02:52]
明日の日付も今日も[00:02:53]
飲み込んじまえ[00:02:54]
咀嚼の時間も[00:02:55]
緊急停車にも気付きはしない[00:02:57]
車掌はでたらめの口上[00:02:59]
終の駅の足音蹴り飛ばし[00:03:01]
車両の床を転がる胡桃[00:03:03]
それは誰の望んだ成れの果て[00:03:07]
燃ゆる石炭昇る黒煙[00:03:15]
醒めた現世見えない[00:03:21]
しなびた林檎[00:03:25]
本当は思ってなんかいやしない[00:03:29]
その腕で抱き締めても[00:03:32]
くれやしない[00:03:33]
積もるだけ積もった[00:03:34]
その願いが背中を押す[00:03:36]
がらんどうの客室の窓[00:03:38]
紺の空に流れるひつじ雲[00:03:40]
どうせすぐに見えなくなる[00:03:42]
それは誰が望んだ成れの果て[00:03:45]
主人のいない吊り革はゆらゆらと[00:03:48]
誰がために列車は常世を走る[00:03:50]
踏まれて散らばる[00:03:53]
切符のお値打ちは行方知れず[00:03:54]
紡がれない墨染めホーム[00:03:57]
瑠璃の空に消え行くひつじ雲[00:03:58]
僅かに照らす灯台の光[00:04:01]
それはお前が望んだ成れの果て[00:04:04]