歌手: 三波春夫
时长: 09:36
决闘高田の马场 - 三波春夫 (みなみ はるお)[00:00:00]
词:北村桃児[00:00:10]
曲:山倉たかし[00:00:21]
江戸は夕焼け灯ともし頃に[00:00:31]
夢を求めてみなし子が[00:00:42]
国の越後の空を見る[00:00:50]
顔も赤鞘安兵衛が[00:00:57]
何時か覚えた酒の味[00:01:05]
喧嘩するなら相手になろうか[00:01:25]
俺は天下の素浪人[00:01:36]
真武士なら男なら[00:01:43]
やると決めたら安兵衛は[00:01:51]
行くぞ白刃の只中へ[00:01:58]
のり屋のばあさんが差出した[00:02:14]
手紙を開く中山安兵衛[00:02:27]
急ぎしたため参らせ候[00:02:36]
堀内源左衛門先生[00:02:38]
道場で深く知り合い[00:02:40]
叔父甥の義を結んだるこの菅野[00:02:45]
引くにひけない武士の意地[00:02:52]
村上兄弟一門と[00:02:55]
高田の馬場で果し合い[00:03:00]
六十すぎた拙者には[00:03:10]
勝目は一つも御座無く候[00:03:15]
後に残れる妻や子を[00:03:21]
お願い申す安兵衛殿[00:03:28]
文武秀れたそなたじゃが[00:03:36]
酒をつゝしみ身を修め[00:03:41]
天晴れ出世なさるよう[00:03:46]
草葉の陰から祈り参らせ候と[00:03:52]
涙で書いた遺言状[00:03:57]
「ばあさん今何ん刻だ[00:04:20]
何に辰の下刻かうーむ[00:04:23]
高田の馬場まで後半刻[00:04:27]
南無や八幡大菩薩此の安兵衛が[00:04:29]
行きつくまでは[00:04:32]
叔父の身の上守らせ[00:04:33]
給えばあさん水だ水を呉れ」[00:04:35]
関の孫六わし掴み[00:04:43]
牛込天竜寺竹町の[00:04:54]
長屋を飛出す安兵衛は[00:04:57]
小石をけとばし砂巻き上げて[00:05:01]
宙飛ぶ如く駆けてゆく[00:05:05]
此れを眺めた大工に左官[00:05:19]
床やも八百やも[00:05:21]
米やのおやじも魚やも[00:05:22]
それゆけやれゆけ[00:05:24]
安さんが大きな喧嘩を見つけたぞ[00:05:26]
今夜はタラフク呑めそうだ[00:05:31]
後から後から付いて行く[00:05:33]
一番後からのり屋の婆さん[00:05:36]
息を切らして[00:05:40]
ヨイショコラショ[00:05:42]
ヨイショコラショ[00:05:44]
安さん安さん[00:05:46]
喧嘩は止しなとかけてゆく[00:05:47]
高田の馬場に来てみれば[00:06:05]
卑怯未練な村上一門[00:06:17]
わずか二人を取り囲み[00:06:20]
白刃揃えて斬りかゝる[00:06:23]
哀れ菅野と[00:06:29]
若党は次第次第に[00:06:32]
追いつめられて[00:06:38]
すでに危うく見えた時[00:06:40]
馬場に飛込む安兵衛が[00:06:44]
関の孫六抜く手も見せず[00:06:48]
村上三郎斬り捨てゝ[00:06:52]
天にも轟く大音声[00:07:02]
中山安兵衛武庸が[00:07:12]
叔父の菅野に助太刀致す[00:07:15]
名乗りをあげて[00:07:18]
さあ来いと脇差抜いて[00:07:20]
左手に天地に構えた二刀流[00:07:23]
右に左に斬り捲くる[00:07:31]
折しも叔父の背後から薙刀持って[00:07:36]
祐見が斬り下ろさんとした時に[00:07:42]
撥止投げた脇差が[00:07:47]
背中を貫き見事倒した有様は[00:07:51]
さながら鬼神か天魔の業か[00:07:56]
かたずを呑んで見ていた群集[00:08:00]
どっとあげたる歓声が[00:08:03]
高田の馬場にこだまする[00:08:08]
剣がきらめく高田の馬場に[00:08:39]
桜吹雪が舞いかかる[00:08:50]
勝って驕らぬ爽やかさ[00:08:58]
花の青年安兵衛の[00:09:05]
顔に明るい春の風[00:09:12]