所属专辑:WEDNESDAY~LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI
歌手: 尾崎豊
时长: 05:06
四月の雨 - 尾崎豊 (おざき ゆたか)[00:00:00]
词:Yutaka Ozaki[00:00:00]
曲:Yutaka Ozaki[00:00:01]
枕の下に時計を入れてみた。[00:00:01]
耳を当てると時は[00:00:05]
少し柔らかに聞こえた。[00:00:10]
秒針の残響[00:00:15]
音が嫌な感じで一日の[00:00:17]
もがきを奏でているようだ。[00:00:25]
心臓がドキドキ[00:00:30]
しているのがわかった。[00:00:33]
喉が渇き[00:00:36]
、闇を吸い込んでみた。[00:00:36]
街の影が瞼に焼き付いている。[00:00:42]
それを辿るといくつもの[00:00:50]
言葉を失くした[00:00:54]
誰かの表情が[00:00:57]
隣にいつもあったような気がする。[00:00:59]
すべての風景にメロディーがある。[00:01:06]
彼は街のあらゆる[00:01:12]
オブジェと友達になれた。[00:01:15]
人はやがて彼を裏切ったが・・[00:01:18]
煮詰まったコーヒーを[00:01:32]
出すさびれた喫茶店。[00:01:33]
ビルの片隅には錆びた鉄パイプ。[00:01:37]
ガードレールの上には[00:01:42]
空しい背中が並び、[00:01:44]
排気ガスを撒き散らす[00:01:46]
車の流れにはあきらめを感じた。[00:01:49]
空は隠れていた。[00:01:53]
彼は手にするものなど[00:01:59]
何もないと言って[00:02:04]
笑ってみようとしたが・・・、[00:02:07]
自分自身に感じる何かが[00:02:10]
ひとつでもあれば、[00:02:15]
やっぱりすべてのものに[00:02:18]
意味が隠れて[00:02:22]
いるような気がした。[00:02:25]
背負い込むことなどより、[00:02:28]
優しく語りかけてあげたいな。[00:02:32]
だからこそ君がいて、[00:02:38]
僕がいて、ひとつにくる[00:02:43]
まるシーツがあって。[00:02:48]
君は昔のことを語ってくれた。[00:02:54]
僕はハンドルを握ると、[00:03:03]
君を掴まえた[00:03:07]
ような気がしていた。[00:03:08]
雨は止まなかった。[00:03:11]
ラジオもとぎれと[00:03:16]
ぎれに耳を澄ました。[00:03:18]
君の話とDJのおしゃべりと[00:03:23]
つなぎ合わせながら、[00:03:28]
僕はあらゆる言葉を感じて[00:03:30]
メロディーを奏でた。[00:03:36]
彼女には"全く話を聞いて[00:03:39]
いないじゃない"と[00:03:42]
言って怒られたけれど、[00:03:43]
そこで、また新しいメロディー[00:03:48]
が生まれたよ。[00:03:51]
振り返るとゴツゴツしていた。[00:04:19]
最終の電車よりも、[00:04:24]
もっと後の街にも、[00:04:26]
それでも人は生きていた。[00:04:30]
闇の中に耳を[00:04:35]
澄ましてごらん。[00:04:37]
君の心の叫びは、[00:04:40]
すべての物との関わり[00:04:46]
の中から生まれるんだ。[00:04:50]