歌手: 平松愛理
时长: 07:51
春には海に近い校舎で[00:00:01]
記念のスナップにVサイン[00:00:13]
離宮公園の桜たち[00:00:23]
くもった日が鮮やかで[00:00:28]
グレイのキャンバスに[00:00:35]
夢は咲くものと[00:00:38]
教えてくれたはずなのに[00:00:42]
ありふれた毎日が[00:00:50]
あたりまえじゃなくなる[00:00:53]
こんな日がくるなんて[00:00:56]
何気ない一言がさり[00:01:02]
気ない微笑みが[00:01:05]
こんなに暖かくて[00:01:07]
まだ見ぬ薄紅の花びら[00:01:12]
もっともっと[00:01:18]
あの日へと置き去りの人の夢[00:01:25]
咲き誇れ[00:01:29]
夏には波打ち際走った[00:01:43]
遠くで母の呼ぶ声がした[00:01:55]
須磨海岸で陸サーファー[00:02:05]
気取る頃気がついた[00:02:11]
寄せる波が傷[00:02:17]
ひく波が時間[00:02:20]
そして去ってく[00:02:24]
人生のように[00:02:28]
あといくつ波くれば[00:02:32]
どれだけの時経てば[00:02:35]
痛みおさまっていく[00:02:38]
どんな偉い学者でも[00:02:44]
有名な政治家も[00:02:47]
心までは量れない[00:02:50]
小さな無数の引き潮が[00:02:55]
そっとそっと[00:03:01]
いつまでも乾かない深い傷[00:03:07]
さらってゆけ[00:03:12]
秋には山へ落ちる夕日が[00:03:58]
焦がした初めての恋心[00:04:10]
お揃いのシャツで三ノ宮[00:04:20]
けれど顔さえ見れず[00:04:25]
真っ赤な六甲を[00:04:32]
背に港へ続く道歩いた[00:04:35]
黙ったまま[00:04:43]
どこにいてどう生きても[00:04:47]
何をどう失くしても[00:04:50]
思い出は変わらない[00:04:53]
きんもくせい咲く[00:04:58]
季節めぐる度甦る[00:05:01]
蒼かった日々のこと[00:05:04]
神さまでさえ消せはしない[00:05:10]
ずっとずっと[00:05:16]
かけがえのない記憶自分だけの[00:05:22]
History[00:05:27]
冬には聖歌隊に混じって[00:05:35]
異人館通りでアヴェマリア[00:05:46]
山手教会のクリスマス[00:05:56]
空届きそなもみの木[00:06:02]
積もりはじめる雪は[00:06:08]
すべての罪を[00:06:12]
許してしまう最上の愛[00:06:15]
捨てるはずのなかった[00:06:29]
果たすはずの思いが[00:06:32]
天国で雪になる[00:06:35]
希望へと向かった[00:06:41]
時もう一度愛になって[00:06:43]
すべての人に降るの[00:06:47]
新しい生命のうたになる[00:06:52]
きっときっと[00:06:58]
強い町になっていく故郷へ[00:07:04]
届くように[00:07:09]
人生の道しるべ はじまった[00:07:16]
南町へ[00:07:20]