歌手: 伊東歌詞太郎
时长: 04:55
夏風がノックする [00:00:01]
窓を開けてみると[00:00:04]
どこからか[00:00:07]
迷い込んだ鳥の声[00:00:08]
読みかけの本を置き [00:00:13]
どこから来たんだいと笑う[00:00:16]
目隠ししたままの [00:00:19]
午後三時です[00:00:22]
世界は案外 シンプルで [00:00:26]
複雑に怪奇した[00:00:28]
私なんて [00:00:31]
誰に理解もされないまま[00:00:33]
街外れ 森の中 [00:00:38]
人目につかない [00:00:40]
この家を[00:00:43]
訪れる人など [00:00:44]
居ない訳で[00:00:46]
目を合わせないで[00:00:48]
固まった心[00:00:51]
一人ぼっちで締めて[00:00:53]
目に映った[00:00:56]
物に安堵する日々は[00:00:57]
物語の中でしか 知らない[00:01:02]
世界に少し[00:01:05]
憧れることくらい[00:01:07]
許してくれますか[00:01:10]
淡々と流れ出した[00:01:15]
生まれてしまった [00:01:18]
理不尽でも[00:01:20]
案外人生なんで[00:01:21]
わたしの中じゃ[00:01:25]
ねぇねぇ 突飞な未来を[00:01:28]
想像して膨らむ世界は[00:01:30]
今日か明日でも[00:01:34]
ノックしてくれないですか[00:01:37]
なんて妄想なんかして[00:01:41]
外を眺めていると[00:01:44]
突然に聴こえてきたのは[00:01:47]
喋り声[00:01:50]
飲みかけのハープティーを[00:01:53]
机中に撒き散らし[00:01:56]
そうしよう [00:01:59]
とドアの向こうを[00:02:00]
見つめました[00:02:02]
目を合わせると[00:02:04]
石になってしまう[00:02:06]
それは両親に聞いたこと[00:02:08]
私の目も[00:02:11]
そうなっている様で[00:02:13]
物語の中なんかじゃいつも[00:02:17]
怖がられる役ばかりで[00:02:21]
そんな事 知ってる訳で[00:02:24]
トントンと響きだした[00:02:31]
ノックの音は初めてで[00:02:33]
緊張なんてものじゃ[00:02:37]
足りないくらいで[00:02:40]
ねぇねぇ 突飞な世界は[00:02:43]
想像しているよりも[00:02:45]
実に簡単にドアを[00:02:49]
開けてしまうものでした[00:02:52]
目を塞ぎ うずくまる姿に[00:03:20]
その人は驚いて[00:03:23]
目を見ると[00:03:26]
石になってしまう[00:03:27]
と言うとただ笑って[00:03:29]
僕だって[00:03:32]
石になってしまうと[00:03:33]
怯えて暮らしてた[00:03:36]
でも世界はさ[00:03:38]
案外怯えなくて[00:03:39]
良いんだよ[00:03:41]
タンタン と鳴り響いた[00:03:46]
心の奥に溢れてた[00:03:48]
想像は世界に[00:03:52]
少し鳴り出して[00:03:55]
ねぇねぇ、突飞な未来を[00:03:58]
教えてくれたあなたが[00:04:01]
また迷った時は[00:04:04]
ここで待っているから[00:04:07]