歌手: 少女病
时长: 03:58
忘我に揺れる孤高の花 - 少女病 (しょうじょびょう)[00:00:00]
『セカイを否定するように[00:00:01]
眠り続ける[00:00:03]
神の聖遺骸[00:00:03]
同じ領域に立つモノとの[00:00:06]
争いに敗れたのか[00:00:08]
或いは[00:00:10]
望んでその身を堕としたのか[00:00:11]
残骸となって[00:00:14]
尚信仰され続けるそれは[00:00:15]
歪に物語の輪を広げて』[00:00:17]
「必死になって[00:00:33]
しがみつく必要なんてない[00:00:34]
現実なんてもう[00:00:36]
出来の悪い悪夢でしか[00:00:38]
ないのだから」[00:00:40]
「どうかお救いください神様」[00:00:42]
少女には何を喪おうと[00:00:44]
力を追い求める必要があった[00:00:48]
少女にはそれ以外の選択肢は[00:00:54]
何一つとして[00:00:58]
残されていなかった[00:01:00]
神を騙って偏在する凶夢[00:01:05]
打ち捨てられた忘我の声に[00:01:11]
醜悪な笑みを浮かべ[00:01:15]
幾億の幸福論者がいたとしても[00:01:18]
全てを否定しよう[00:01:22]
忘れられ崩れ落ちた[00:01:25]
この場所から[00:01:27]
孤高の花は舞い上がる[00:01:29]
少女の探し求めていた[00:01:40]
力の根源たる純然な光[00:01:43]
「あれこそが[00:01:50]
ああ神の聖骸」[00:01:51]
廃墟に抱かれるまま[00:01:53]
その奇跡は眠って[00:01:56]
指し示されて導かれるまま[00:02:00]
痩せ細りくたびれたその手で[00:02:07]
聖骸へと触れる[00:02:11]
幾千もの不幸論者がいたとしても[00:02:13]
それさえ否定しよう[00:02:17]
彼らが思う以上の[00:02:20]
絶望があることを[00:02:22]
少女は識っていて[00:02:24]
決して真意はみせず[00:02:27]
誰にも心開かず[00:02:30]
日の下を避けるように生きて[00:02:33]
一人きりでもいい[00:02:54]
残響する音像だけを肯定しよう[00:02:56]
忘れられ崩れ落ちた[00:03:01]
この場所から[00:03:02]
孤高の花よ舞い上がれ[00:03:04]
行く先は険しく先端さえ[00:03:08]
まだ見えないけれど[00:03:11]
手段なら選びはしない[00:03:14]
薄汚れた残骸だって利用しよう[00:03:16]
『アナスタシア聖骸に導かれ[00:03:21]
その神の名を継ぎし者[00:03:24]
少女は過去を捨て名を捨てて[00:03:27]
敬虔な聖女に身をやつした[00:03:30]
人は深い畏敬をもって[00:03:33]
それと同時に本能的な畏怖を[00:03:35]
もってそれを迎えた』[00:03:38]
『新たな胎動は[00:03:40]
微かな光を[00:03:42]
そして言語化された[00:03:43]
嘆きを制御して』[00:03:45]
「いくよアナスタシア」[00:03:47]