所属专辑:聖骸メロフォビア
歌手: 少女病
时长: 06:49
Little Friend - 少女病 (しょうじょびょう)[00:00:00]
词:少女病[00:00:06]
曲:ピクセルビー[00:00:13]
ミーアは心臓の病気で[00:00:20]
先が長くはないと告げられて[00:00:22]
両親からはあきらめられてか[00:00:27]
放任されていた[00:00:31]
お医者様は言う[00:00:35]
人は痛みに鈍感になるほどに[00:00:36]
他者が持つ痛みにも[00:00:42]
気付けなくなる[00:00:44]
痛みを感じなくなったら[00:00:46]
優しさも失くしてしまう[00:00:51]
だからね[00:00:54]
痛みと弱さと正面から[00:00:55]
向き合い優しい人になりなさい[00:00:58]
難しい言葉だったけれど[00:01:03]
今ならわかる気がするんだ[00:01:07]
少しずつほんの少しずつ[00:01:11]
成長できているのかな[00:01:14]
まだ私生きていられるのかなぁ[00:01:17]
冷たい雨の日に[00:01:29]
ミーアが拾ったのは[00:01:31]
捨てられた子犬[00:01:34]
お医者様に診てもらうと[00:01:37]
この子も心臓が悪く[00:01:40]
その上脚も正常ではなく[00:01:45]
走ることができない[00:01:48]
だからきっと[00:01:52]
捨てられていたのかもと言い[00:01:53]
辛そうに肩を落として[00:01:57]
ミーアは歌うことが好き[00:02:01]
決して上手いとはいえずに[00:02:04]
両親には[00:02:07]
煙たがられてしまうけれども[00:02:08]
大きな劇場に立って歌うのが[00:02:13]
夢だと笑った[00:02:18]
誰も聞いてはくれないけれど[00:02:21]
子犬だけは[00:02:24]
いつでも隣寄り添って[00:02:26]
その歌を聞いてくれた[00:02:29]
同じ弱さを持っているからこそ[00:02:33]
同じ優しさを[00:02:35]
与え合える友達になれた[00:02:36]
共に走ることはできないけれど[00:02:39]
一緒に歌うことならできた[00:02:41]
不意に流れる涙は[00:02:43]
舐めて拭ってくれた[00:02:45]
ある日ミーアは急な発作で[00:02:47]
意識を失くしてしまう[00:02:51]
周囲に人の姿はなく[00:02:55]
助けも求められないままに[00:02:58]
決して走れるはずのない[00:03:02]
子犬はお医者様の元へ[00:03:06]
駆けていった[00:03:08]
夢中で足を襲う痛みなど[00:03:10]
存在しないかのように[00:03:15]
一命をとりとめたミーア[00:03:18]
目を覚ましてベッドの横に[00:03:22]
いたのはお医者様と[00:03:25]
目を赤くした両親だけ[00:03:28]
あの子はどこ[00:03:33]
ねぇあの子はどこにいるの[00:03:36]
病室には入れないの[00:03:39]
お医者様は目を伏せて[00:03:41]
教えてくれた[00:03:43]
あの子は助けを呼んだ後で[00:03:44]
心臓の病気のせいで[00:03:47]
死んでしまったのだと[00:03:48]
足が折れても走って走って[00:03:50]
それでもあなたのことを[00:03:54]
助けたのだと[00:03:55]
少女は泣かなかった[00:03:58]
けれどこの痛みから[00:04:00]
逃げるわけではない[00:04:01]
泣かずに受け入れながら[00:04:03]
感じながら[00:04:05]
その上で[00:04:07]
精一杯生きようと誓った[00:04:07]
ごめんなさいミーア[00:04:10]
愛しすぎて貴方を[00:04:12]
失う時のことを考えて[00:04:14]
臆病になりすぎていたの[00:04:16]
これからは[00:04:18]
ずっと傍にいましょう[00:04:19]
いてくれる[00:04:21]
崩れ落ちて謝る[00:04:24]
両親に少女はただ微笑んで[00:04:25]
子犬と一緒に練習した[00:04:28]
歌を披露してみせた[00:04:30]
それはきっと世界で[00:04:32]
一番優しい歌で[00:04:34]